小売・卸売 / 外食・食品

旭酒造株式会社

あさひしゅぞう

純米大吟醸酒「獺祭」の製造販売を行う酒造メーカー。江戸時代の1770年創業。200年以上の歴史を持つ銘柄「旭富士」を捨て、1989年に「獺祭」を誕生させて以来、20年間で約500%の売上増を達成。日本はもとより、世界30カ国以上に輸出し、海外の日本酒ファンにもその名を知られている蔵元。“上槽”と呼ばれるもろみを絞る工程に、商業ベースでは日本で初めて遠心分離機を導入するなどの進歩的な取り組みでも注目を集める。仏ジョエル・ロブションとコラボした店舗をパリにオープンしたほか、世界的に有名な料理大学CIA(Culinary Institute of America)大学とのコラボレーションにより、米ニューヨークに酒蔵を建築中。海外でのさらなる日本酒マーケットの拡大を視野に入れている。

更新日:2019/08/19

会長

桜井博志

1950年山口県生まれ。3代目蔵元。1973年、松山商科大学(松山大学)を卒業後、西宮酒造(現日本盛)で修行。1976年に旭酒造へ入社するも、酒造りの方向性や経営をめぐり先代である父親と対立して退社。1979年に石材卸業の櫻井商事を設立。1984年、父の逝去を受けて実家に戻り、純米大吟醸「獺祭」の開発を軸に見事、経営再建を実現。著書に『逆境経営—山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法』(ダイヤモンド社)などがある。

代表取締役社長/4代目蔵元

桜井一宏

1976年生まれ、山口県周東町(現岩国市)出身。早稲田大社会科学部卒。大学卒業後、酒造とは関係のない東京のメーカーに就職。2006年、実家の旭酒造に入社、常務取締役となる。2010年より取締役副社長として海外マーケティングを担当。2016年9月、代表取締役社長に就任、4代目蔵元となる。

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企業情報

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