技術力

癒し系ロボット犬が高齢者の生活に安心とエンタメを届ける

株式会社ドリームシーカー

代表取締役社長

清水一寛

写真/十万 正人 取材・文/松本 理惠子 | 2021.09.10

Q1起業家・経営者になったきっかけを教えて下さい。

バブル崩壊後、アミューズメント業界の低迷期が続き、前会社のアミューズメント事業も経営が厳しくなっていました。せっかく培ったノウハウや人脈を絶やすのは忍びなく、事業を引き継ぐかたちで独立しました。アミューズメントは人生を豊かにすると思っています。私の技術で、世の中をさらに楽しくできたらと考え起業しました。

Q2貴社の強み、特徴を教えて下さい。

ミュージックシーケンサーのMIDIを用いてロボット動作をコントロールする、独自システムを持っている点が強みです。これにより、産業ロボットでは実現できない低価格でコストパフォーマンスに優れたシステムを提供できます。また、30年以上アミューズメント業界でやってきた経験と人脈も強みです。近年はこれらの強みを総括するかたちで、「2.5次元サービスロボット」「ペット型ロボット」センサーを利用して自動的に動かすIoT等を開発中です。

Q3今後の展望、目標を教えて下さい。

目標は、人材を増やして教育し、組織を拡大して未来の可能性を広げることです。まずは、ペット型ロボットを一般向けに提供し、高齢者の一人暮らしの安心に貢献します。中長期的な目標としては、IoTの分野をスタートしましたので、人々の暮らしを楽しく快適にするアイデアを形にしていきたいですね。そして、世界に通用するグローバル企業を目指します。

Q4貴社が求める人材について教えて下さい。

私には、弊社のブランドをMade in Japan製品でグローバル展開し、世界にマーケットを広げて、ドリームシーカーワールドを広げていきたいという大きな夢があります。第一に、このビジョンに共感してくれる人を求めます。ロボットやものづくりが好きな人、人を楽しませることが好きな人、AIに強い人ならやりがいを感じてもらえるに違いありません。業界経験者は即戦力として募集しますが、工業系大学や高専の学生さんなど若い可能性も大事に育てていきます。

Q5最近の趣味やこだわりを教えて下さい。

趣味は読書、音楽、映画鑑賞、話題のドラマを観ることです。仕事柄、無意識にCGや音響の技術などに注目してしまいますね。新しい映像や音楽をチェックすることで、仕事のインスピレーションや活力をもらっています。若い頃は映画のロケ地巡りをするのも好きでした。大林宣彦監督の作品が特に好きで、尾道に行ったのも良い思い出です。コロナ禍が落ち着いて、気兼ねなく映画館に行ける日を今は楽しみにしています。

株式会社ドリームシーカー 代表取締役社長 清水一寛(しみずかずひろ)

1958年、岩手県花巻市生まれ。関西外国語大学英米語学科卒業。シンセサイザー製造・販売メーカーの株式会社コルグを経て、イベント企画制作会社、ロボット制御デバイスの製造販売会社に転職。2005年、前会社の事業を引き継ぐかたちで独立、有限会社ドリームシーカーを創業。アミューズメントに特化し、音と光の信号による動作プログラミングでロボットを動かす。2018年よりAIをカスタマイズした2.5次元のサービスロボットを開発していたが、コロナ禍の影響で中断を決意。2020年春からはペット型ロボットの開発で新展開を図る。

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vol.56

DXに本気 カギは共創と人材育成

日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社

代表取締役社長

井上裕美

DXは日本の喫緊の課題だ。政府はデジタル庁を発足させデジタル化を推進、民間企業もIT投資の名のもとに業務のシステム化やウェブサービスへの移行に努めてきたが、依然として世界に遅れを取っている。IJDS初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か聞く。
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