ファッション
写真/栗原大輔(Roaster) スタイリング/佐藤雄一 構成・文/瀧川修平 | 2017.12.11
バブアーといえば120余年の歴史を誇る、英国王室御用達のロイヤルワラントブランド。“ビーコン シリコイル”と呼ばれる、油を染み込ませたオイルドクロスによるジャケットが有名ですが、その看板モデルの「ビデイル」も出自を辿れば実は乗馬服。ゆえにホースブランケットから派生したキルティングジャケットも得意分野のひとつといえます。
今回リコメンドするのは、そのキルティングジャケットのベストセラーモデル「リッズデイル」を、日本人向けにスリムに仕上げた「リッズデイルSL」。短丈により脚を長く見せてくれるこの一着を、シックなチャコールグレー・カラーで昇華させたのが今季のビームスです。さらにキルティング生地は、ナイロンから起毛感のあるウールにアップデートさせており、上品さもひとしおです。
カジュアルシーンではすこぶる軽快にして保温性も上々。オンタイムのジャケパンスタイルとも好相性で、モダンなバランスを叶えてくれるのは間違いありません。3万円台で購入可能と、費用対効果も抜群ゆえ、ぜひこの機会にお試しいただきたい、英国伝来の名作です。
※モデルコーディネート
ジャケット7万5000円(税抜き)/フガート、タイ1万6000円(税抜き)/ブリューワー(ともにコロネット:TEL 03-5216-6521)、シャツ2万3000円(税抜き)/マッシモ・ラ・ポルタ(フェリージ 青山店:TEL 03-3498-6912)、パンツ2万8000円(税抜き)/ダーバン(レナウン プレスポート:TEL 03-4521-8190)
vol.56
DXに本気 カギは共創と人材育成
日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社
代表取締役社長
井上裕美